Programme
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Risk Japan 2023 日程
日本時間
2023年6月27日 | 会場参加型イベント
09:00 – 09:10
会長による開会の辞
09:00 - 09:10
09:10 – 09:30
基調講演: 日本銀行または金融庁のシニアメンバー
09:10 - 09:30
1994年日本銀行入行。現在、バーゼル銀行監督委員会の日銀代表メンバー。2014年以降、バーゼル委や金融安定理事会(FSB)の各種部会メンバーとして、信用政策を巡る国際的な議論に参画。このほか、2015年~2017年には、金融第3課長として、金融機関モニタリング業務に従事。
金融分野以外の職歴としては、調査統計局や企画局を歴任。2007年~2010年には、経済協力開発機構(OECD)経済総局にエコノミストとして勤務。
一橋大学法学部卒(学士、1994年)、ハーバード大学ケネディースクール卒(修士、2000年)
09:30 – 10:10
基調パネルディスカッション:刻々と変化するリスク環境への調整
09:30 - 10:10
- 日本における新興リスクの現状
- リスクが変化し続け、新しい要因が発生するなか、何を優先事項とすべきか?
- リスクに対して事前対応するために日本でより強力な提携を結ぶ
- 現在のリスク領域から生じる新しい機会は何か?
渡邉靖久はRGAリインシュアランスカンパニー日本支店のヴァイス・プレジデント、チーフファイナンシャルオフィサーであり、日本支店の財務管理を統括し、財務報告・会計部門を率いています。また、リージョナル・フィナンス・プロジェクト・ディレクターも兼務し、アジア地域の経営改善における役割も担っています。渡邉は2004年の日本支店開設に伴いCFOとして参画しました。
渡邉は同責務において、RGA日本支店の最高意思決定機関であるJapan Management Boardメンバーの他、投資委員会、コンプライアンス委員会、監査およびリスク委員会の議長を務めています。
RGA日本支店入社以前は、メリルリンチ日本証券においてストラクチャードファイナンスのコントローラーを務め、コアファイナンス部門で銀行の吸収合併、富裕層を中心とした国際個人顧客部門にて、日本初のバンカシュアランスビジネスの立ち上げに参画しました。その後、PCA生命保険会社では経理責任者として、EVベースでの会計報告の精緻化を担当しました。
渡邉は、慶応大学ビジネススクールのExecutive MBAを修了しました。米国公認会計士としてニュージャージー州より免許を取得し、公益社団法人 経済同友会のメンバーです。
ERP ソフトウェアを開発するワークスアプリケーションズの R&D 部門を経て、三井物産セキュアディレクションにてセキュリティコンサルタンティングに従事。システム開発、運用の知見を活かし、統合ログ管理プラットフォームを利用したセキュリティオペレーションセンタ (SOC) の高度化支援や、脅威情報 (スレットインテリジェンス) 提供サービスの新規立ち上げ、運用に携わる。 2020 年 5 月 EMC ジャパン (当時) 入社から一貫して、統合リスク管理 (IRM) プラットフォーム Archer を担当。企業組織のガバナンス、リスク、コンプライアンス (GRC) 活動の一元管理を実現する Archer の専任エンジニアとして、国内企業のリスク管理業務を支援している。 電気通信大学大学院 電気通信学専攻 修了。博士 (工学) CompTIA Advanced Security Practitioner (CASP+)
櫻井 貴之(さくらい たかゆき)
学 歴 平成 6年 3月 慶應義塾大学 法学部法律学科卒業
平成 23年 6月 マサチューセッツ工科大学大学院 経営学修士課程修了
職 歴 平成 6年 4月 1日 三菱銀行入行
平成 13年 4月 1日 営業第二本部営業第六部 調査役
平成 14年 6月 7日 シンガポール支店 支店長代理
平成 19年 10月 12日 三菱UFJフィナンシャルグループ(出向)
財務企画部 調査役
平成 21年 7月 1日 同 上席調査役
平成 22年 5月 7日 (海外派遣)マサチューセッツ工科大学大学院
平成 23年 6月 24日 ユニオンバンク(出向)
戦略企画室 Senior Vice President
平成 26年 6月 13日 MUFGユニオンバンク(出向)兼
米州統括部 企画G 次長
平成 28年 5月 16日 MUFGリスク統括部(出向)兼
リスク統括部 企画G 次長
平成 29年 10月 4日 同 副部長
令和 元年 5月 15日 MUFG経営企画部(出向)兼
経営企画部 副部長
令和 2年 4月 1日 執行役員 Chief Data Officer(CDO)
MUFG経営情報統括部(出向)兼
経営情報統括部長
令和 4年 4月 1日 執行役員
MUFGリスク統括部長(出向)兼
リスク統括部長
以 上
2018年4月1日 SOMPOホールディングス株式会社
リスク管理部 特命部長(ニューヨーク駐在)
Sompo International Holdings Ltd. ERM Director
2021年4月1日 SOMPOホールディングス株式会社 グループCRO執行役
2021年7月1日 SOMPO Light Vortex株式会社 監査役
2022年4月1日 SOMPOケア株式会社 取締役
2023年4月1日 SOMPOホールディングス株式会社
グループCRO兼グループCIO執行役常務(現職)
SOMPO Light Vortex株式会社 取締役(現職)
2023年4月 現在
10:10 – 10:40
市場変動と金利リスクへの対応
10:10 - 10:40
- 現在の市場環境はいかにリスクマネージャーとトレーダーに影響を与えたか?
- さまざまな資産クラスのリスク評価とポートフォリオへの影響
- 各資産クラスのさまざまなマーケットメイカーの多様性に対する調整
- 厳しい時期にある日本市場で流動性を見いだす
早稲田大学大学院理工学研究科を修了後、モルガン・スタンレー証券会社に入社。債券ストラテジストとして、JGBや金利スワップのイールドカーブ分析、レラティブ・バリュー分析、債券需給分析を中心に国内外機関投資家に投資戦略を提案。ALMおよびポートフォリオ戦略などにも重きを置いた情報提供を行う。
ABNアムロ証券会社やアールビーエス証券会社では、チーフ債券ストラテジストに就き、国内銀行向けにコア預金モデルの提供を新たに開始。2009年に古巣のモルガン・スタンレー証券会社に復帰後は、円金利商品のトレーディング・デスクの統括を経て、債券統括本部の共同本部長や債券トレーディング本部長を務める。
2016年4月より現職のゆうちょ銀行に執行役員総合クオンツ室長として入社し、市場部門のあらゆる定量分析(アセットアロケーション、フロントリスク管理、投資戦略など)および市場システムの企画・開発を担当。
学術面では2012年に首都大学東京にて博士号(経営学)を取得、2017年より同大学にて債券投資とALMについての講義の非常勤講師を務める。
(株)PROFITZ 取締役CIO。旧大和証券SMBCプリンシパル・インベストメンツで不良債権投資を担当した後、ラサール不動産投資顧問で不動産投資、新生銀行で不動産ノンリコースローン融資に携わる。直近はADIA(アブダビ投資庁)不動産投資部門にてアジアパシフィック地域の不動産運用を担う。2002年慶応義塾大学経済学部卒業。2011年米コロンビア大学大学院不動産開発専攻科修了。2021年米ハーバードビジネススクールGeneral Management Program修了。英国王立不動産鑑定士協会フェロー(MRICS)、CFA協会認定証券アナリスト(CFA)。
1998年: 日本銀行 入行 1998年: 金融市場アナリスト 2004年: 米イリノイ大学経営大学院卒(会計学、金融経済学) 2004年: 財政アナリスト 2005年: エコノミスト(G-7) 2006年: シンガポール駐在エコノミスト(アジア経済) 2009年: 金融アナリスト(国際金融市場) 2011年: CLSA/クレディアグリコル証券チーフエコノミスト(日本) 2012年: 現職 近年、年間の半分を企業・投資家向けロードショーに充て、欧米アジアの主要企業・投資家を定期訪問する。中国は北京・上海を中心に年4回の頻度で訪問する。2015年以降、中国社会科学院と共同研究を進めるほか、外為管理局・中国人民銀行に対し、情勢判断や経済政策運営にかかる情報提供を行う。金融市場・マネーフローの分析に精通し、実体経済と金融市場データを有機的に整理した市場分析に強みを有する。埼玉大学、シンガポール南洋工科大学、北京外国語大学等に客員講師歴。中国人民銀行の新任 易鋼総裁と米国留学先が同じ。
株式のアクティブ運用業務に従事。
2005年より、住友信託銀行にて欧米株、
2008年より、三菱UFJ国際投信にて日本株、
2020年より、朝日ライフアセットマネジメントにて日本株
2022年より岡三アセットマネジメント、現職。
素材、エネルギー、資本財、テック、金融等に造詣。
東京大学、経済学部、卒業。
10:40 – 11:10
休憩
10:40 - 11:10
11:10 – 11:40
ESGを日本のビジネスモデルに組み込む
16:20 - 16:50
- ESGリスクに対応するため現在実施されている施策は何か?
- ESGに関する課題は?
- ESGの検討を促す要因は何か?
- ESGを考慮した新しいビジネスモデル
2001年みずほ銀行パリ支店に入行、2006年にソシエテ・ジェネラルに入社し、パリ本社と東京拠点で10年間勤務。
2016年にHSBCアセットマネジメントにファンドマネージャーとして入社し、その後、シニアマーケットスペシャリストとしてESG投資業務に従事
直近では、世界最大のESGテクノロジー会社であるRepRiskの日本法人設立にあたり、ジェネラルマネージャーとしてESGリスクデータを通じ、グリーンファイナンスの発展に貢献。
2023年1月にソシエテ・ジェネラル証券株式会社、ソシエテ・ジェネラル銀行 東京支店、サステナブル戦略推進室、チーフ・サステナブルバンキング・オフィサーに就任。
Nicholas Perry joined Adenza as head of Regulatory Solutions, Japan in June 2022. He is responsible for the delivery of the complete Regulatory reporting landscape in Japan for both Foreign and Domestic organizations; encompassing established form-based reporting, through digital change for granular reporting to the currently evolving ESG requirements.
With over 30 years’ experience in both finance and IT, Mr. Perry spent 15 years trading and broking in the foreign exchange and interest rate derivatives markets in Japan. He also developed his proprietary trade capture software system that was adopted across Japan, London and New York; a Brokerage & Fee management system and large-scale reconciliation solutions deployed at global financial institutions.
He has held General Manager positions in Broadridge and Vermeg Japan, spearheaded a consultancy in the Collateral Management and Regulatory solutions prior to joining Adenza in 2022 to focus on the challenges of increasing Regulatory Requirements.
11:40 – 12:10
清算および担保管理:日本における規制要件の影響
11:40 - 12:10
- UMRとSA-CCRはいかに価格設定と流動性に影響を与えたか?
- カウンターパーティー関係と流動性に関するリスクの対応
- さまざまな商品の長期の清算ソリューションの評価
- 規制環境により生まれる新たな機会
モルガン・スタンレーMUFG証券
モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社(法務部)にて、レギュラトリー・アフェアーズの日本兼アジア地域のヘッドを務めている。葭谷氏は、モルガンスタンレーの日本及びアジア地域に関する金融規制対応に従事しており、近年はESG(サステイナブル・ファイナンスその他気候変動に関連する案件)、日米欧の店頭デリバティブ取引規制、LIBOR改革・移行、米国ボルカールール、金融機関の破綻処理、第2次金融商品市場指令(MiFID II)、ブレグジット(Brexit)、バーゼルIII規制等に注力。モルガン・スタンレー入社前は、Davis Polk & Wardwell外国法事務弁護士事務所にて執務。過去には米国デューク大学ロースクールにて客員教授として、現在は明治大学法学部にてグローバル金融規制に関して教鞭を執っている。米国デューク大学ロースクール(LL.M.)、青山学院大学院(M.B.A.)、上智大学(LL.B.)。ニューヨーク州弁護士。
2013年シティグループ証券入社。本役職において、先物・オプション・クリアリング、OTCクリアリング、為替プライム・ブローカレッジプロダクトを統括する立場にある。
2002年JPモルガン証券株式会社入社。約20年の業界経験を元に、FIA-Japan(日本先物協会)のヴァイスプレジデント兼 執行役員 理事、オペレーション委員会委員長、JSCC(日本証券クリアリング機構)金利スワップ運営委員会委員、TFX(東京金融取引所)ホールセール市場運営委員会委員、Risk.netアドバイザリーボード、ISDA各種WGメンバーとしてデリバティブ業界発展及びクライアント・クリアリング安定性実現に向け提言を続けている。
コロンビア大学エグゼクティブ・エデュケーション修了、ウェールズ大学MBA取得
加藤 慎弥 is Head of Collateral Management, Japan at The Bank of New York Mellon, Tokyo Branch. He is responsible for Collateral Management, Segregation, Securities Finance, and Liquidity Services at BNY Mellon Japan, providing local financial institutions and foreign financial institutions with various type of services. Shinya's career in Finance began with JPMorgan in 2005. He managed Securitization products such as Real Estate, Monetary Claims and other receivable assets. Shinya joined BNY Mellon in 2009 as a part of the business swap between JPMorgan and BNY Mellon. Since 2012, he has been engaged in and taking a leading role of the aforementioned BNY Mellon activities and services.
東京を拠点とするアジアのオペレーション及びトレードサポート・チームの統括責任者。2007年から2014年にピムコジャパンリミテッドに在籍していた際は、東京ポートフォリオ・マネジメント・チームのポートフォリオ・アソシエイトを務め、その後、PIMCOアジア地域担当のポートフォリオ・リスク・マネージャーを務めた。2016年にPIMCOへ復帰する以前は、IDIインフラストラクチャーズのマネージング・ディレクターとして、エネルギー・インフラファンドの投資に携わっていた。投資業務経験16年。東京大学より理学部物理学科学士号を取得。
12:10 – 12:50
差し迫るFRTB実施期限: 全要件に対して市場リスクとアカウントを考慮する
11:10 - 11:40
- SAおよびIMAの実施に関する課題は何か
- アジア太平洋(APAC)諸国の金融機関が直面するデータ、組織、規則に関する課題
- テクノロジーインフラリスクの解消と回復性が高いモデルの策定
- FRTB vs.その他の規制イニシアティブ(UMR、CVA資本賦課、SA-CCR):機会と脅威
新生銀行 グループ統合リスク管理部長。20年以上マーケット業務に携わっている。エキゾチックデリバティブのトレーダ兼クオンツとして、バミューダスワップション、PRDCやCMS等のポートフォリオ管理を担当。さらに、仕組預金の開発を行い、その普及を推進した。その後、市場リスク管理業務の担当。デリバティブや債券投資における市場リスク全般を管理し、収益、リスク管理(VaRやGreeksなど)を行い、近年では、FRTB、CVA、IM、Libor等の各種規制対応を行っている。 東京大学工学部卒業後、日本長期信用銀行(現新生銀行)に入行。早稲田大学大学院ファイナンス学科にてMBA取得。早稲田大学大学院商学研究科博士課程を単位取得退学。同大学院にて、非常勤講師を務める。
株式会社みずほフィナンシャルグループ リスク統括部 参事役。 FRTB規制対応の統括、並びに市場リスク管理モデルの設計・開発やクオンツ・リサーチ業務等の企画を推進(東京工業大学大学院理工学研究科修了)。
12:50 – 13:50
昼食休憩
12:40 - 14:00
14:00 – 14:05
会長によるコメント
14:00 - 14:10
14:05 – 14:20
GPIFのプレゼンテーション
14:05 - 14:20
14:20 – 14:50
チーフエコノミストによるパネルディスカッション:2023年の展望
14:10 - 14:40
- 2022年の年末における市場状況と予測に関する最新情報
- 景気後退への懸念は神話か現実か?
- アジアにおいて最も経済が成長する可能性があるのはどこか?
- 2023年の世界経済の課題とトレンドは?
1991年九州大学経済学部卒業、千代田火災海上保険(現あいおいニッセイ同和損保)入社時に有価証券部債券運用グループに配属され債券ポートフォリオ運用や債券デリバティブ・トレーディングを担当して以降、一貫して資産運用業務に従事。同社ロンドン投資現法にて欧州株式投資、トヨタアセットマネジメントにて外国債券のアクティブ・パッシブ運用を経て、2004年7月ソシエテジェネラルアセットマネジメント(現アムンディ・ジャパン)に入社し内外債券運用を担当。2006年に債券運用部長に就任、2020年7月より現職。
横浜国立大学大学院国際社会科学研究科博士課程前期修了。CFA協会認定証券アナリスト。
水野 温氏(あつし)
年 1989 年 NBER 全米経済研究所 客員研究員。
1986 年 1988 年: ニューヨーク市
立大学、 1987 年: ニュージャージー州立大学で経済学部講師。
1989 年~ 2004 年: チーフ 債券ストラテジストとして野村證券、ドイツ証券、 クレディスイス・ファーストボストン 証券に勤務。
2003 年: 日本郵政公社設立委員。
2004 年 12 月~ 2009 年 12 月: 日本銀行政策員会審議委員 (史上最年少で就任し、福井総裁と白川総裁と一緒に金融政策運営を決定 。
2010 年~2012 年 3 月: クレディスイス(香港)アジア太平洋地域債券部門副会長、 2012 年 4 月
2019 年 1 月: クレディスイス証券 取締役副会長。
2019 年~ 2021 年: JSSJ 大手自動車 安全 メーカーのタカタの事業継承会社)社外取締役 兼 監査等委員
1996 年~ 1999 年: 日経公社債情報・債券ストラテジスト部門首位。
1996 年~ 1998 年: Institutional investors 誌 All Asia first team.
1984 年早稲田 大学政治経済学部卒業 。 1989 年ニューヨーク市立大学 Ph.D. 取得 (経済学 )
愛知県出身。
1959 年生まれ。
2007年東京大学経済学部卒業。13年米コロンビア大学・英ロンドンスクールオブエコノミクスより修士号取得。07年大和総研入社。日本経済・世界経済担当シニアエコノミストを経て、2020年8月より現職。Institutional Investor誌エコノミストランキングにて、3年連続第1位。
1998年: 日本銀行 入行 1998年: 金融市場アナリスト 2004年: 米イリノイ大学経営大学院卒(会計学、金融経済学) 2004年: 財政アナリスト 2005年: エコノミスト(G-7) 2006年: シンガポール駐在エコノミスト(アジア経済) 2009年: 金融アナリスト(国際金融市場) 2011年: CLSA/クレディアグリコル証券チーフエコノミスト(日本) 2012年: 現職 近年、年間の半分を企業・投資家向けロードショーに充て、欧米アジアの主要企業・投資家を定期訪問する。中国は北京・上海を中心に年4回の頻度で訪問する。2015年以降、中国社会科学院と共同研究を進めるほか、外為管理局・中国人民銀行に対し、情勢判断や経済政策運営にかかる情報提供を行う。金融市場・マネーフローの分析に精通し、実体経済と金融市場データを有機的に整理した市場分析に強みを有する。埼玉大学、シンガポール南洋工科大学、北京外国語大学等に客員講師歴。中国人民銀行の新任 易鋼総裁と米国留学先が同じ。
14:50 – 15:20
日本におけるデリバティブ市場の変化
14:40 - 15:20
- 日本におけるデリバティブの新しいトレンドは何か?
- LIBOR移行はいかに日本のデリバティブ市場に影響を与えたか
- ディシジョンメイキングとヘッジポジションの最適化
- C/xVA: 評価額調整活動の一元化
- 現在の市況で担保を最適化する
轉氏はUBS証券株式会社のグローバルマーケッツ本部においてデリバティブ&ソリューション部門の責任者です。
UBS証券株式会社では、全資産クラスを対象とした金融商品開発の責任者であり、デリバティブ商品のトレーディング業務の管理者でもあります。
現在の職務に就く前は、金利オプション、エキゾチック・ハイブリッドオプション、ストラクチャードクレジットのトレーディングおよび商品開発の役割を担当していました。
轉氏はボッコーニ大学の量的ファイナンス・リスク管理の修士号を取得しています。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社フィナンシャルエンジニアリング部、部長代理。XVA、ISDA SIMM、金利指標改革、店頭デリバティブ市場改革全般に関する企画、クオンツ・リサーチを担当。数理科学博士(東京大学)。
XVAデスクにて企画業務・デスククオンツ業務に従事。XVA削減策の導入、CVA規制対応を推進。
(東京大学大学院情報理工学系研究科修了。米国FRM)
15:20 – 15:50
休憩
15:20 - 15:50
15:50 – 16:20
注目すべき開示情報:TCFDレポーティングおよびベンチマーク業界の動向
15:50 - 16:20
- アジア太平洋(APAC)諸国における規制動向とTCFDレポーティングの適用
- 特に移行リスクと物理的リスクを伴う気候ストレステストの実施
- さまざまなシナリオで、回復力のある事業戦略を策定する
モルガン・スタンレーMUFG証券
モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社(法務部)にて、レギュラトリー・アフェアーズの日本兼アジア地域のヘッドを務めている。葭谷氏は、モルガンスタンレーの日本及びアジア地域に関する金融規制対応に従事しており、近年はESG(サステイナブル・ファイナンスその他気候変動に関連する案件)、日米欧の店頭デリバティブ取引規制、LIBOR改革・移行、米国ボルカールール、金融機関の破綻処理、第2次金融商品市場指令(MiFID II)、ブレグジット(Brexit)、バーゼルIII規制等に注力。モルガン・スタンレー入社前は、Davis Polk & Wardwell外国法事務弁護士事務所にて執務。過去には米国デューク大学ロースクールにて客員教授として、現在は明治大学法学部にてグローバル金融規制に関して教鞭を執っている。米国デューク大学ロースクール(LL.M.)、青山学院大学院(M.B.A.)、上智大学(LL.B.)。ニューヨーク州弁護士。
16:20 – 16:50
クレジットモデル:日本で長期にわたり実行可能なモデルの構築
12:10 - 12:40
- 現在の経済環境はいかにクレジットモデルへのアプローチに影響を与えたか?
- 未知の要因のある与信判断に関する対応
- いかにクレジットモデルに気候変動リスクを織り込むことができるか?
- さまざまな困難な環境に耐えられる堅固なモデルの構築
16:50 – 17:00
Risk Japan 2023 終了
16:50 - 17:00